出張先での雑記帖



千代田区
Chiyodaku


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2017年 5月 30日(火) 紀尾井町(東京)

<ぶらりホテルニューオータニ>

ホテルニューオータニは千代田区紀尾井町にある高級ホテルです。
「帝国ホテル」「ホテルオークラ」と並び
ホテルの『御三家』として知られています。
地名の「紀尾井」とは、かつてこの地にあった
紀州徳川家中屋敷、尾張徳川家中屋敷、彦根井伊家中屋敷の
頭文字に由来して明治5年に付けられました。

ホテルニューオータニ・日本庭園の歴史は、
400年以上前からの記録が残されています。
江戸時代初期、この地には、 加藤清正の下屋敷がありました。
二代・忠広の時に加藤家が改易になったのを機に井伊家へと引き継がれ、
幕末まで中屋敷として使用されました。
明治初期には、井伊家中屋敷跡地に伏見宮邸が建てられ、
松樹・楠の木に包まれた美しい庭園として知られるようになりました。
第二次大戦後、伏見宮家がここを手放すにあたり、
一時外国人の手に渡りそうになりました。
この時、ニューオータニ創業者である大谷米太郎氏が、
政府の要請もあって
“この由緒ある土地を外国に売り渡すのは惜しい”といって、
1946(昭和21)年に買い取り自邸としました。
そして、荒れ果てた庭を自ら陣頭指揮をして改修しました。
1964年、政府の依頼に応じて、
東京オリンピックにおける外国人受け入れを目的としてこの地に
ホテルニューオータニを建設し庭園はホテルの一部となりました。
それから半世紀、日本庭園は少しずつ形を変えながらも、
江戸時代から残る風情を今に伝えています。
今では、江戸城外堀に囲まれた約4万uの広大な日本庭園は、
東京の名園の1つに数えられています。


久しぶりにリフレッシュできました!



赤玉石
佐渡島の金山より運ばれた高価な庭石で、
赤褐色の独特色彩から赤玉石と呼ばれています。
庭園にある一番大きいものは重量22トンもあり、
これは日本一の大きさと言われています。
砕くと金が出てくるというこの石は、
現在は門外不出という佐渡の産です。



清泉池
通称「加藤清正公の泉」と呼ばれ、
明治神宮の「清正井」と共に
パワースポットとして有名です。
こんこんと沸く水源は大滝となって流れ落ち、
庭園内を小川として流れ、
やがて江戸城の外堀「弁慶堀」に注がれています。

太鼓橋
朱色が緑豊かな庭園に映える太鼓橋。
太鼓橋と池の風景は、
記念撮影に人気のスポットです。